[ライトノベル]努力家の先輩に『恋人の練習』をさせていたら、天才の私だけが本気になってしまった話 ふたりきりの放課後、秘密の演技指導 (全1冊)
![[ライトノベル]努力家の先輩に『恋人の練習』をさせていたら、天才の私だけが本気になってしまった話 ふたりきりの放課後、秘密の演技指導 (全1冊)](https://dip6t338iqjb9.cloudfront.net/upload/save_image/142/N6640418740.jpg?1)
作品概要
――たとえ演技だと、分かっていたとしても。
「ファーストキスを、舞台に捧げてはいけないよ」
天才女優と称されるわたし・氷上沙凪は、高校に通い始めた。
高校とは、青春だ。
台詞以外で口にしたことのないその言葉は、濁音を含んでいないのに舌がざらつくような不快な感じがする。
だから、一人の放課後に突然押しかけてきた演劇部部長・日野朱莉に演技指導することも、乗り気ではなかった。
日野朱莉、先輩。
脳裏にちらつく黒髪。
犬の尻尾を幻視するようなポニーテール。
一生懸命演技をすれば、必ず観客に届くと信じている無垢さ。
日常に不慣れなわたしを見守る表情に、触れ合った時に香る、制汗剤の匂いまで。
先輩は、不快だった。
不快だった、はずなのに。


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902 円税込



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