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海神(わだつみ)の託宣を受け、沙文(しゃもん)の領主・爽鳩瑕(そうきゅうか)のもとへ嫁ぐこととなった嬋(せん)。不器用ながら領主として島民のために尽力する穏やかな瑕に信頼を置く一方で、嬋は顔に火傷を負う原因となった自身の過去から目を背けていた。そんな中、鉱山で祟りの噂が立ち、瑕を通じて嬋に祓除(ばつじょ)の依頼が舞い込む。だが嬋は鉱山での祓除になぜか難色を示し…?【第3章「黄金の窟」を収録】
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