ムーミン谷の夏まつり [新版]
![ムーミン谷の夏まつり [新版]](https://dip6t338iqjb9.cloudfront.net/upload/save_image/187/J3560436489.jpg?1)
作品概要
ジャスミンの香りにつつまれた6月の美しい午後、火山の噴火がムーミン谷をおそいます。
洪水がおしよせてきて、ムーミン一家は、流れてきた大きなおかしな家に移り住むことに。
なんとそれは、 ”劇場”でした!
舞台監督フィリフヨンクの妻、エンマにおそわりながら、劇を知らないムーミン一家は、自分たちで芝居をやってみることに。
ムーミントロールやスノークのおじょうさんが逮捕されたり、ちびのミイと24人の子どもたちがスナフキンにひろわれたり。
さあ、手にあせにぎる夏至の大冒険がはじまります――!
『ムーミン谷の夏まつり(原題 FARLIG MIDSOMMAR)』は1954年に発表された作品で、
原題は「おそろしい夏まつり」という意味です。発表された順番だと4番めのムーミンのお話になります。
ながく愛読されてきた児童向けのハードカバー版「ムーミン童話集」(1990年初版 全9巻)の改訂版「ムーミン全集[新版]」が2019年に刊行されました。
「しあげの練習」を「リハーサル」、「頭のまげ」を「結った髪」、「うす絹」を「チュール」にするなど、
いまの言葉にあわせた、より読みやすいムーミンの物語になりました。
講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年小説ムーミン誕生80周年記念として、
2019年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる68点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。
《収録》
解説……下村隆一
ムーミン谷の魅力 4『ムーミン谷の夏まつり』この世は舞台、ひとはみな役者……冨原 眞弓
*この本は『ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな



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