[第71回 課題図書]小学校高学年向けセット (全4冊)
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作品概要
・ぼくの色、見つけた!
トマトを区別できない、肉が焼けたタイミングがわからないことから、色覚障がいが発覚し苦しむ信太朗。
母親は悪気なく「かわいそう」といい、試すようなことをしてくるし、
症状を知らないクラスメイトから似顔絵のくちびるを茶色に塗ったことを馬鹿にされ、すっかり自信を失ってしまう。
眼科の先生は個性のひとつと言ってくれるけれど、まわりがそうはとらえてくれないし…。
学年が上がり、クラス担任が変わり自分自身に向き合ってくれたことで、
信太朗は自分の目へのとらえ方がすこしずつ変わっていくことに気が付く。
・森に帰らなかったカラス
1957年、ロンドン郊外の町。
11歳の少年ミックは、ある日、
近所の森で、ケガをした鳥のヒナを
見つけ、家に持ち帰る。
ニシコクマルガラスのそのヒナを、
ミックは両親とともに手当てし、
「ジャック」と名付ける。
ミックの家は駅の目の前にあり、
両親がパブを営んでいる。
ジャックはミックになつき、
一度は森に帰そうとしたものの、
パブにいついてしまう。
パブをちらかして、ミックの母さんや、
パブの従業員に嫌な顔をされたりするものの、
常連客をはじめ、
みんなに愛されるようになっていった。
ジャックが電車に乗ってしまい、
隣の町まで運ばれてしまったり、
よそのおばあさんに連れていかれてしまったり…。
そうしたちょっとした事件がおこるたびに、
ミックや近所の子どもたち、
パブの常連客たち皆が、ジャックを捜索し、
帰ってくるたびに安堵するのだった。
ところが、ある日…?
・マナティーがいた夏
11歳の夏休み、ピーターの目標は「生き物発見ノート」を親友のトミーと完成させること。
マナティーの話をしてくれた、認知症のおじいちゃんのお世話も完璧にしてみせる。
ところが、夏休みは思い通りにはいかない。せっかく発見したマナティーはけがをする。
おじいちゃんの認知症は進んでいる。そのうえ、トミーが引っ越すことがわかり……
自然、家族、友だち…自分をとりまく問題が大きすぎたとき、どう立ち向かえばいい?
変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。
・とびたて!みんなのドラゴン:難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険
難病ALSと闘う先生が合唱部の顧問になった。合唱は未経験。
大丈夫?でも熱意と子どもたちとの絆で初の全国大会出場金賞受賞に導いた!実話をもとに描く感動の物語。
内気で、人前で話すことができない小6の女の子、マナミ。
自分を変えようと、思い切って小学校でたったひとつの部活動、合唱部に飛び込む。新たに顧問になったのは、笑顔が素敵な竹永先生。
でも、先生はだんだん体が動かなくなっていく難病「ALS」をわずらっていた……。
先生は病気と闘い、マナミは自分自身の弱さと向き合い、個性的な仲間たちと一緒に合唱曲《僕のドラゴン》をつくり上げていく。
目指すは、合唱コンクールの全国大会金賞! 果たして、マナミたちが心の中で育てた「みんなのドラゴン」はステージで羽ばたくことができるか?
福岡県の北九州市立日明小学校で実際にあった「1年間の冒険」をいきいきと描く感動ノンフィクション。


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