[文庫]テロルの決算〈新装版〉
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作品概要
ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、
生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストと、激しく交錯する。
社会党委員長の浅沼稲次郎と右翼の少年山口二矢。
1960年、政治の季節に邂逅する二人のその一瞬を描くノンフィクションの金字塔。
伝説 十月の朝 天子、剣をとる 巡礼の果て 死の影 彼が見たもの 残された者たち 最後の晩餐 伝説、ふたたび (目次より)
『テロルの決算』は、私にとって初めての長篇である。
そしてこれは、偶然のことからノンフィクションのライターとなった私が二十代の七年間に続けてきた悪戦苦闘の、
ひとつの「決算」になってほしいという願望抱きつつ取り組んできた仕事でもあった。




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781 円税込