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上司の真塩と出張に来た吉野は、自分たちが泊まる部屋を見て呆然とした。すごく豪華な部屋なのに、ベッドはダブルがひとつ。むさい男ふたりで同衾することにガッカリする吉野を尻目に、真塩は広くて寝心地の良いベッドを堪能している。仕事の時と違ってベッドに横たわる真塩は緩んだ表情をしているが、真塩のこういう姿を知っているのは吉野だけで…。
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